よくある質問
バルーンや当店の事について、よく頂くご質問をまとめています。
お問い合わせをする前に、質問したい内容があるかどうか見てネ。
また、気になる項目だけでも見て下さいね♪
バルーンはどうして浮くの?
バルーンに入っている「ヘリウムガス」といわれる天然ガスは空気よりも軽い気体だからだよ。
高校の化学で習った元素の周期表を思い出しますね。
「水兵リーベ僕の船・・・」
そうそう、Heの原子番号は2番でしたね。H(水素)の次に軽い気体です。
でも水素は可燃性があるので危険だからバルーンには使用しないんだよ。
ヘリウムガスは安全ですか?
バルーンに使用しているヘリウムガスは可燃性がないので、燃えたり爆発したりしない安全なガスです。
ちなみに人が吸うと声が変わる(高い声に)おもちゃがありますが、あれもヘリウムガスなんだよ。ただ、人が吸っても安全なように空気も混ぜてあるのです。
バルーンへ入れるヘリウムガス(風船のエサ等)は99.9%の高純度ヘリウムガスで、ガスだけを吸い込むと酸欠になる恐れがありますので、絶対に吸ったりしないでね。
バルーンはどうしてしぼんでしまうの?
また、ヘリウムガスのお話になっちゃうんだけど、(^-^;
ヘリウムガスは空気よりも非常に小さい分子構造をしているのです。
ですから目には見えないのですがバルーンの表面から徐々にほんの少しずつ抜けているのです。
簡単に言うとハンカチなんかを口にあてて息を吐くと息がハンカチの向こう側へ抜けるでしょ?
それと同じ原理なんだよ。
浮いてるバルーンの寿命はどれくらい?
バルーンの種類(素材の種類)や季節(気温・湿度)、また保管場所によって異なるので、一概に何日とは言い切れないのですが、約5日〜10日前後浮いています。
エアコンの噴出し口の前などバルーン周辺の空気の変化が激しい所では著しく寿命が短くなりますので、直射日光の当たらない室内に飾って頂くのがベストですね。
また特に冬季は、屋外が寒くて室内が暖房で暖かい場合(部屋の外と中の温度差が激しい場合)配達で届いたばかりのバルーンがしぼんだ状態になっている場合があります。
しかしこれは、暖かい室内で時間が経つとだんだん膨らんで元にもどります。
これは気体の性質の1つで、ヘリウムガスも「寒いと収縮して暖かいと膨張」します。
ですから届いた時点でちょっとしぼんで見える場合は、暖かい場所で少し様子を見て下さい。
きっと徐々に膨らんで来るはずです。
また当店のバルーンギフトは一部の例外品を除いては、室内専用の商品になりますので屋外に飾ったりしないで下さい。
屋外に出すと寿命が著しく短くなります。
しぼんだバルーンはもう終わり?
そんなことはありません!ヘリウムガスを再注入すればまた元気になりますよ。
バルーンの種類にもよりますが、ヘリウムガスを再注入できるものもあるのです。
アルミホイル系の素材のバルーンなら、バルーンを結んでいるリボンの近くに 丸い穴のような所があるのですが、そこから「補充用ヘリウムガス(風船のエサ)」で 誰でも簡単にガス補充が可能です。(下記イメージ参照)
だたし、ガス補充は何度でも永遠にできるものではありません。
何度かガス補充を繰り返すと、逆止弁が痛んできて、ガスを入れてもすぐにしぼむようになります。
浮くバルーンの寿命は生花とほぼ同じくらいです。
しかし、透明なバルーンに小さなゴム風船がいくつか入っているタイプ(インサイダーバルーン)は、ガスとバルーンを入れた後、
熱処理(シーラー)でバルーンを閉じてしまっているので、残念ながら再注入は不可能なのですm(_ _)m
それから、ヘリウムガスを使わないで、空気での再利用も可能ですよ。
下の図のガス補充用の穴からポンプがない場合はストローを深く差し込んで、口で空気を入れてしまうのです。
ヘリウムではなく空気を入れるとバルーンは浮かなくなってしまいますので、バルーンへ糸などをセロファンテープで貼って天井などから吊るして使えます。
これならガスを購入しなくてもバルーンを再利用できます。
また、同じくストローを差し込んで、中のガスや空気を完全に抜いてぺちゃんこにしてしまえば、壁に貼って飾る、な〜んて事もできますよ。
補充の目安
コレくらいになったら補充してね
ヘリウムガスを入れる注入口は3タイプあります。バルーンの下を見てください!
キャラクターが中に入ったバルーン、2重になったバルーンは2箇所あります。
注入口が下向きのタイプ。端側のビニールが重なっている部分が注入口です。
円形の注入口がついているタイプ。このタイプが一番多いよ。
付属のストローをバルーンの口に差し込みます。ゆっくりと、奥まで差込んで補充してください。
注入時間は連続噴射で10秒も出ませんので、補充用ヘリウムガスは「補充用」として、日にちが経って少しだけしぼんできたなぁ〜、という時にちょっとずつ使用するのがベストです。
完全にしぼんでからではガスの容量がまったく足りません。
それから風船のエサでは「ゴム風船」は膨らます事ができませんのでご注意下さい。
これは注出圧力の問題で、ガスボンベと違って注出圧力が弱い為です。
また、バルーンの種類によって再注入不可のバルーンがありますのでご注意下さい。
透明なバルーンに小さなバルーンが数個入ったタイプ(インサイダーバルーン)と
浮かないバルーン(アレンジ類)は再注入ができませんので予めご了承下さいませ。
(アレンジはヘリウムガスではなく空気を入れてます、またガスを入れても浮きません)
空へ飛んで行ったバルーンはどうなるの?
世界中の様々なイベントで何千〜何万個ものゴム風船を大空へ飛ばす演出が行われていますが、「空へ飛んで行ったバルーンはどうなるんですかぁ?」これは私達が聞かれる事が非常に多いご質問です。
これって子供から大人まで知らない人ならみ〜んな気になりますよねぇ?
飛んで行ったバルーンはナント!宇宙の果てまでっ!。。。
な〜んて冗談です!( ̄▽ ̄;)ハハハ
まず知っておいて頂きたいのはバルーンの素材についてなのですが、現在のゴム風船は「100%天然ゴム」で出来ているのです。
天然ゴムの原料とは「ゴムの木の樹液」です。(ゴムの木に切り傷をつけると、トロ〜リと出てくるのでそれを採取して使います)
実は飛んで行ったバルーンは上空約8000mまで上がります。
そこまで上がるとバルーンは気圧の関係で大きく膨張するのと同時に、上空の冷たい空気(約−40℃)の影響で表面が凍りついて粉々に破裂してしまいます。
粉々になって落ちて来たバルーンの破片は元々木の樹液が原料ですから、太陽の光や海や土の中にいるバクテリア(微生物)によって分解され、枯れ葉と同じスピードで土に戻るのです。
ですから、公害になるとか環境破壊という事はまったくないのです。
(ですから落ちてきたバルーンの破片を見かけた事はまずないと思います)
まぁ、このエコロジーの時代に環境破壊になるような事を全世界でするはずがありませんけどね。
それからもし皆さんがご自身で空へ飛ばす場合は次の点を注意して必ず守って下さい。
飛ばしていいのはゴム風船と土に返る物だけです。(あまり大きい物はいけませんよ)
絶対に金属やプラスチック・ビニールなどをバルーンに付けて飛ばさないで下さい。
それらは土には返らない(分解されない)からです。小さな紙はOKですよ。
また当店で販売しているバルーンギフトはアルミホイル系の素材ですので、絶対に空へ飛ばしてはいけません。
業務用の大きなガスボンベを送ってもらえますか?
弊社が大元店で使用しているような業務用の大きなガスボンベ(高さ約1m40cm、重さ約60kg)は、
運送規約上、高圧ガス(危険物)にあたる為、残念ながら運送会社に運んで頂けません。
(ヘリウムガス自体は可燃性のない安全なガスなのですが)
よって最寄のガスの業者さん(ヘリウムガスの取り扱いのある)から手配を頂く他ございません。